2007/10

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2007 Jan. France

5月29日(火)午後2時の飛行機でフィレンツェからパリに移動です。

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パリには午後5時に到着しました。どんよりした雲に小雨混じり、思ったよりも寒く数時間前までいたフィレンツェと比べると少し憂鬱な気分になってしまいます。パリに到着すると直に目的地のノルマンディ行きの列車(TGV)に乗るため、パリ・サンラザー駅に向いました。目的地までの切符を買おうといつもの切符売り場の窓口に向かうが全ての窓口が閉まっていました。近くの駅員に聞いてみると、構内に新しく小奇麗に併設された、日本でいう“緑の窓口“の様な場所を指差し『全ての切符の売り場はその”緑の窓口”で取り扱う様に変わったのだよ』と教えてくれました。

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その緑の窓口に入ると切符を買う為の列が出来ていました。自分の前には10数人が待っていたのですがなかなか進まない。駅員が新しいシステムに慣れていないのか、目的地までの列車は1時間に1本しかないので切符を買うのに待たされ結局1本を見送ることになってしまい列車に乗るまでに1時間以上待たされる事になってしまいました。目的地ノルマンディの街に午後10時に到着。常宿にしているホテル、ディエッペに直行。今日は移動のみです。ところでフランスでは大統領も新しくなり、その新しいフランス大統領サルコジはフランス経済の建直しを1番の公約としているらしいのですが、列車の切符販売方法が新しくなったのもその影響なのでしょうかね。来月にフランス来た時には、また新しいサプライズがあるのでしょうか。次は是非良いサプライズを期待しています。ムッシュ・サルコジ!

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5月30日(水)~ 6月6日(水) いつもお世話になっている古着倉庫に向いました。今日から約1週間は古着漬けという生活です。ここの倉庫に眠っている古着を全て選別する事が自分の目標なのですがそれには果てしない時間が必要です。なぜなら常に新しい古着も大量に入ってくるからです。しかしこの叶わない目標のお陰で、古着を探して一喜一憂する日々が続くのです。今回の買い付けではどんな物が見つかるか乞うご期待というところでしょうか。

今回の買い付け日記かなり割愛させて頂きまして、突然ですが今回の買い付けも無事に終了と言いたいところなのですが…とんでもないハプニングがおきてしまうのです。

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6月2日 (土曜日)朝からパリの蚤の市に向いました。午後からクリニアンクールに行ったのですが、そこでサイフを〝すられ〝てしまったのです!パスポートもクレジッカードも勿論お金も入っていました。いつもならサイフは小さめのシュルダーバッグの中に入れ、そのショルダー・バッグも抱える様に身に付けているのですが、今日は大きめのザックを背負い、サイフはジャケットのスナップ付きのサイド・ポケットに入れていたのです。クリニアンクールに向う地下鉄でそのジャケットを脱ぎサイフを何気にジーンズの後ろポケットに入れ変えてしまったのです。そして、そのままクリニアンクールの人込の中に入っていってしまったのですが….。.所謂エアーポケットというか一瞬の隙というか、そしてそんな隙だらけの日本人を見逃すほどパリの街は甘くは無いのです。人ごみの中に入ると体格が良く、D&Gの大きめのサングランスをかけたパキ系(パキスタン系)の男が必要に絡んでくるのです。何度か振り払ってもしつこく絡み、更にはサッカーのマンツーマンをする様に足を引っ掛けたりするのです。この時にサイフがジーンズの後ろポケットに入っていると気が付けばこの男がスリだという事に直に気が付いたのですが、この男がスリだと気が付いたのはこの男がいなくなった時でした。必要に絡んできた男の行動を振り返り財布を後ろポケットに入れていた事を思い出し、おそるおそる後ポケットに手をあてるとサイフは既にすられた後でした。スラれた事に気が付くとその男が立ち去っていった方向に反転しその男を捜してみました。男が掛けていた大きめのD&Gのサングランスを目印としたのですが。あっツ!人込の中ではD&Gのサングランスは紛れ混むにはうってつけだったのです。D&Gのサングランスを目印に改めてその人込みを見渡せばその手のサングランスを掛けた男だらけなのです。

まさにプロの手口にやられてしまったのです。まんまとスリにやられてしまった悔しさもあったのですがカモに見える程、隙だらけだった自分が情けない。海外と日本を短期間のスタンスで行き来していて日本でいる感覚のままで海外にいる様になってしまっていた自分に気が付かされました。海外にいてこれはとても危険な事だと思ってはいたのですが、本当に慣れとは恐い物です。二度と隙はみせまいと誓いました。

ここからはもし海外でトラブルが起きた場合の処置方法だと思って読んで下さい。

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自分の場合は運が良い事にトラブルにあったエイリアには何人か友人がいたのでその友人たちのお陰でその後の処理がスムーズに出来ました。そしてスリの被害を最小限で抑える事が出来ました。サイフの中にはクレジットカード等も入っていたのでそれらのカードをストップする為の連絡先などの確認を友人がしてくれ警察に向かいました。警察ではスリの被害それも日本人のスリの被害など日常茶飯事のように被害状況の説明を聞いて被害届けを発行してこれで仕事終わりという感じなのです。被害者のこちらとしては犯人の特徴等を伝えているので直にでもその証言を元に犯人の割り出しをして星を挙げてもらいたいのですが、しかし担当の警察も最初から犯人は見つからないという雰囲気なのです。とりあえず警察の調書も終わりクレジットカードもストップし次ぎは領事官への連絡です。パスポートが無ければ日本に帰れない訳なのです。

土曜日でも領事館の緊急連絡係りには繋がりましたが領事館は土曜日・日曜日は閉まっているので書類の申請などは出来ません。週明け月曜日に申請に行く際の説明を聞けるぐらいでした。日本に帰国する日はこの日から数えて3日後、週明けの水曜日でしたので結果的にパスポートの再発行には時間が短いという事でした。渡航書なら翌日には発行が可能で日本には予定通り帰国出来るという事でした。その渡航書も即日に発行される物では無く申請した日から最短でも翌日の発行になるという事でした。して帰国する便に乗る水曜日の朝に領事館に寄り渡航書を受け取り空港に向かい無事にフランスから出国が出来ました。日本に到着後の入国手続も渡航所での帰国という事で別室に呼ばれましたがそれ以外は特に問題は無く無事帰国出来ました。

話しを”スラれた”当日6月2日に戻ります。今回幸いにもすられたお金は約€400、日本円で7万円位です。幸いにもジーンズの前ポケットに入れ手元に残っていた現金は約€80。なんとかノルマンディーまで帰れるだけのお金は残っていました。この日運が良い事に最も頼りになる友人、古着倉庫の副社長のイランがパリに来てたので車で一種にノルマンディーまで帰る事が出来ました。そして現地の警察や被害処理のアドバイスにはクリアンクールにお店を出しているラッシ・洋子夫妻が色々と手助けをしてくれたお陰で最小限の被害で済んだ訳です。イランは車中で『財布がスラれただけで良かった』と言っていました。もし現場で自分がそのスリをしている事に気がついたら、逆にそのスリのグループが何をするか解からないと言っていました。スリは決して一人では無く、必ずグループだという事らしいのです。また、もし自分が人込に紛れたD&Gのサングランスの男を発見出来たとして、その男に自分が何か言えばそれこそ、その男に何されるか解からなかったと、そしてそれは最も危険な事だと言っていました。スリの対処法はスリの一団に狙われない様、常に気を付け、隙を作らない、それしか無いという事です。

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このスリ事件の後日談です。日本に帰国してから数日たったある日、パリの友人からTELがあり『パリのクリンアンクールでサイフを無くしたでしょうと』『そうそう、そうなんだよね』とパリでスリにあった事を説明しました。『無くしたじゃなくて、スラれた?』とその友人が少し怪訝な感じで聞き返してきたのです。『失くしたと言えばスラれた訳だから結果的には同じ事だけど』と答え『そう言えば誰から聞いたの、ラッシのことろの洋子さん?』と聞くと、『いいや、そのとられたか失くしたサイフを持っている人がその財布の持ち主に返したいという事で電話してきたんだ』 そして『その男がクリンアンクールのカフェに今日の昼に取りに来いという』そんなTELがあったというので驚きでした。パリからTELをくれた友人は盗られた自分のサイフにその友人の名刺が入っていてそれでその男が連絡を取ってきたという事らしいのです。そして引き渡しの場所がクリンアンクールの中だったので、その友人がもし自分のサイフを取り返しに行ってもしもの事があると危険だと思い。直ぐにラッシと洋子さん夫妻(先程も触れたクリアンクールにお店を出しています)に連絡してこの事を説明しました。そしてこの危険な役をラッシが快く買って出てくれました。ラッシは若い頃ボクシングやっていてセミプロ経験もある程の腕前らしいのです。すると1時間後に今度はイランからTELがあり自分のサイフを持っている男から連絡がありパリのクリンンクルーのカフェに置いてあるので取りに来いとう連絡があったと電話をくれました。そして少し前にイランと同じ内容の電話を受けたパリの友人から電話がありラッシが自分のサイフを受け取りに行ってくれる旨を伝えました。そしてこの日の午後、無事自分のサイフはラッシと洋子さんが取り返してくれたのでした。現金はもちろん無くその他のキャシュカードやパスポート、などは全て揃っていたのですが、アメリカンエキスプレスカードは抜かれていました。もちろんスラれた日に直このカードは止めて、その時に使われていない事も確認がとれていたので失くなっていても構わないのですが。結局このサイフを持っていた男というのは受け取り場所のカフェのオーナーだったのです。このサイフは誰かがこのカフェに忘れていった物でこのカフェのオーナーが厚意で持ち主を探してサイフの中に入っていた名刺に連絡をいれていたという事らしいのです。スリの一味とは違うようでした。

以上がスリ騒動の一件です。この事件で自分が最も感じた事は、彼の地での友情です。自分の災難に友人たちはわが身の如く心配し、実際行動もしてくれた事には感激でした。バイヤーにとっての財産は友情だという事が見に沁みました。今回のバイニングではお金で買え無い物の価値を知ったという事でまとめさせて頂きます。

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この買い付けの後7月、8月、9月と夏のフランスに行ってきました。ヨーロッパの夏は最高なのですが今年は例年より雨量が多く、冷夏だったようです。9月は古着の倉庫の招待でサッカ・フランスリーグ、今年開幕して初めてのマルセイユ VS パリサンジェルマンの試合を見る事が出来ました。フランスリーグの中で因縁のカードという事らしいのです。試合会場となったパリ・サンジェルマンのホームは名前のとおりパリ市内にありますので警備も厳重ですごい数の警察が動員されていました。試合は自体は1-1と正直両チームともまだまだ本調子ではないという感じでした。

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バイヤー日記のアップが大変遅れてしまっていますがバイヤーの仕事は進んでいたのです。ご報告が遅れて誠に申し訳ございません。次回はタイムリーにアップ致します。来週には再びフランスに向かいます。またその時に現地の様子をご報告致します。

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アップが遅れいる事お詫び申し上げます。

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